親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

第18回小学館ライトノベル大賞 1次選考通過者発表!!

先日第18回小学館ライトノベル大賞1次選考通過者が発表された。

自分も2作応募していたのだが、両方1次で落選。2019年から毎年応募しているのでこれで5回連続1次落ちというわけだ。

やはり凹む。とはいえ自分の作品と受賞作を比べるとレベル差は歴然。落選するのは火を見るよりも明らかだろう。

だからといって自己憐憫に浸っているつもりはない。新人賞を応募し終えてからすぐにプロットを作り始めていた。だが、10月から作り始めているというのに未だに半分程度しか終わっていない。

去年も第17回小学館ライトノベル大賞に応募し終えたらすぐにプロットを作り始めていたが、12月にはすでに執筆に入っていた。しかし今年は本年中に書き始められるかすら怪しい。

新人賞に応募するようになって今年で5年目。「前作よりも面白くするぞ!」という意志は強くなる一方。しかし実力はその意志には遠く及ばない。だからといって妥協することも許されず、自分のアイディアを自分で却下し続ける毎日。

しかしこれでは一生プロットが完成しそうにないので「このままだと納得できるプロットができる前に寿命が尽きるぞ」と自分を納得させてとりあえずプロットを進めていくも、『とりあえず』の話すら思いつかないくらいに行き詰まってしまった。「こんなことなら最初からもっと適当でよかったんじゃないか?」と思うと、2ヶ月を浪費してしまった気がして死にたくなってくる。

仕事で成果を出せているとは言えないし、休日は友人・恋人もいないので1人だし、新人賞の結果もさっぱりだ。つい「俺誰からも必要とされてないな」とヘラりたくなってきてしまう。

もちろん意味のない行為だとわかっている。「今日で7割は終わらせるぞ!」と朝は息巻いていたものの、気がつけばこんな時間だ。自分がいやになってくる。

しかし小説を書くのをやめようとはさらさらない。創作の時間の9割は苦痛だ。しかし残りの1割の快感は他の行為では得られないものだし、自己救済の側面がある。現実派上手く行かないことばかりで、望みは叶わないものばかり。その無念さはストーリーのアイディアに繋がり、そのアイディアが組み込まれたストーリーの中で生きる主人公がハッピーエンドを迎えると自分も0.1%くらい救われた気持ちになってくるのだ。仮にそのストーリーの出来が微妙であっても。

つまり創作すること自体が大事なのだ。だけどいつかは日の目を見たいなあ。