親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

新たなる醜態

『推し』って言葉が好きじゃない。好きじゃないを通り越して嫌悪感すら抱く。

キャラクターの名前の最初の二文字(または漢字一文字)ずつを使ってカップリングを表現するのが好きじゃない。元々 BL の受け攻めを指す意味として使われていたからか、嫌悪感を抱いてしまう。

名前の最初の二文字を使うカップリング表現は現代において『タグ付け』的意味があるので仕方ないにしても、『推し』ってなんだよ!昔から使われてる言葉があるだろ!って思ってしまう。それに響きがなんだか軽い。お金をつぎ込むだけつぎ込んで、飽きたら新しい『推し』にあっさり鞍替えしてしまいそうな軽薄さがある。

そんな流行りに乗れない自分が嫌だな、と思いつつも「とっとと『推し』って表現廃れてくれないかな」と思っている自分がいる。

 

話は変わるが、六花と夢芽の新規描き下ろしイラストのグッズが発売されるようだ。最近毎週のようにこの手のグッズが発売されている気がする。円谷とポニーキャニオン味を占めたな!

プロが描き下ろしているだけあって、当然上手い、可愛い。でも食指は動かない。かわいい、以上の感情がない。正直のところ、X(旧 Twitter)にアップされているファンアートの方が見て感動できるような気がする。

しかし、六花や夢芽の使い方はこれが『正しい』のだ。

アニメキャラはそう、お金を稼ぐための存在だ。新規イラストもアニメーターさんが食べていくために必要。分かっている。金も落とさず文句ばっか言ってる俺はもう客ではない。かわいいかわいいと買ってくれる『グリッドマンユニバース』を『推し』ているファンこそ客なのだ。

こんな記事を書いていたら、やっぱり何か買った方がいいなと思い始めてきた。X(旧 Twitter)でアニメキャラの名前を投稿しているだけのおっさんに成り下がってしまった自分が嫌になってきたからだ。フルパワーグリッドマンとバーンブレイバーン並べて飾りたいなあ。