親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

イジョドク独白 #2022/04/30

郵便受けを確認したら、以前応募したMF文庫新人賞の評価シートが入っていた。残念ながら一次で落選してしまったので、評価も芳しくないだろうと予想しつつも封を切って中身を確認すると、5段階中1の評価しかない項目があってさすがに凹んだ。

とは言ったものの、すでに一次落ちを3作経験している上に、この応募作品は別の新人賞で落ちたものを送り直しただけだ。落ち込む理由なんてまるでない……はずなのだが、やはり明確な数値として低評価を下されてしまったのはショックだったようだ。結局やろうやろうとしていたら夕方になってしまっていた。

平日も在宅勤務なので時間があり、休日も家からあまり出ないので時間はあるはずなのに、進捗はなめくじの移動速度よりかろうじてマシか、同じくらいでしかない。

おまけに家にいるとついついお菓子を食べてしまう。今年の1月とくらべて体重も1kg増えた。週5で20分くらい筋トレをしているとはいえ、流石にこのままでは豚になってしまう。なんとかせねば……と思いつつも今日もデザートにアイスとチョコを食べてしまい、自己嫌悪に苛まれていた。わざわざ金を払って不健康になっている。馬鹿みたいだ。

少し遠出をしたいなと思うのだが、特に行きたいところもないし、この時期ならばどこも人が多い上にカップルが視界に入って舌打ちしたくなってしまうだろう。引きこもっているよりは健康にいいが、精神的には家で映画を見たり本を読んでいる方がマシだ。それに当たり前の話だが外出中は進捗は0から動かない。

そもそもなんでこんなに自分は新人賞に意固地になっているのだろう。追い込まれているうちはいい作品は書けないとわかっているのに、自分を自縄自縛してしまう。

理由は分かっている。他人から必要とされる特別な存在になりたい。自分を袖にした人間を見返したい。そんな捻くれたものが根源にありつつも、プロの編集者の元で洗練された作品を出したいという思いもあるし、何だかんだで小説を書くのは楽しい。

一応自己憐憫の沼で気持ちよくなっているだけではない。今までは技術書で得た知識で頭でっかちになった状態で小説を書いていたが、次の作品はダメ元で別のアプローチを取ることにしたし、Kindle Paperwhiteを購入して以前よりも読書時間を安定して取ることができるようになった。

次はもっといい作品にしたい。いやするぞ。