親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

日に日に日が長くなっていく一方だ。

しかし 16 時を過ぎると空が暗くなり始める。

そんな時間から散歩を始めたのは失敗だったかもしれない。

近所の風景は全体的に寒々しい。道路や歩道の色は白っぽく、あたりに建ち並ぶマンションは寒色が中心で、点在する一戸建ても無難な色を選んだ結果寒色が多い。

暗い空に寒々しい風景。そんなところを散歩していても気が晴れるどころか滅入っていく一方だ。幸せそうなカップルや家族連れを見ていると自分の人生これでいいのか、よかったのかと考えてしまう。そしてますます気が滅入っていく。

休日は何をやるも自由だ。だからこそ、あれもしたいこれもしたいと思うのだが大体理想の 6 割できれば上等で、大抵は夕方に差し掛かったくらいで自己嫌悪に陥る。

自由な時間は少ないが、やることが決まっている平日のほうが気が楽まである。

そんな虚無感に浸る休日。しかし、そんなふうにネガティブ思考になれるのは恵まれている証拠かもしれない。本当に余裕がないと将来のことなんて考えているヒマはない。目先のことで精一杯になってしまう。

クソみたいな学歴で、クソみたいな職歴なのにも関わらず、奇跡的に一人で生きていくには十分な収入を得ることができている。10 年前の自分が今の自分を見たら「お前何があったんだ?」と間違いなく聞いてくることだろう。

俺は恵まれている!俺は幸運だ!幸せそうなカップルだって、幸せそうな家族連れだって本当に幸せとは限らない。一回の過ち(浮気)のせいでふたりとも性病持ちになってるかもしれないし、二人揃ってギャンブル中毒のジャンクフード中毒になってるかもしれない。ちょっとメンタルが弱いのと孤独なのを除けば幸い自分は健康だし、それに俺にはいつでも笑顔を見せてくれる二次元の女の子がいるのだ(自分に向けてくれているとは言っていない)。