親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

オリジナル

誰かの特別な存在になりてえなあ。そんなことを一日一回は考えてしまう。

女の子を追っかけ回すのは言うに及ばず、小説を書くのもブログを書くのも突き詰めてしまえばそこに行き着く。自分にしか出せない表現で自分を好きになってもらいたいからなんだと思う。

だけどやっぱりその道は険しい。小説のような文章に限った話ではなく、自分らしさを出そうとしても手癖でやったほうがまだマシなんじゃ?と思うような結果になるので、結局は先人が作り上げたものを覚えて行くことになる。

でもそれって何かの下位互換になるだけなんじゃ?って思ってしまう。もちろん、最初は下位互換であることを受け入れるしか無い。下位互換と書くと聞こえは悪いが、つまり基礎力を高めている段階なのだ。基礎がしっかりしてない段階で自分らしさを出すと大体爆死する。爆死しない人はとっくの昔に特別な存在になれているはずだ。

そして自分から見て『特別な存在』に見えている人も特別な部分はまさに氷山の一角で、実際はコツコツと積み重ねてきた基礎があるはずだ。だから自分も今は『誰かの劣化コピー』であることを受け入れる雌伏の時なのだ。

「オリジナルな存在になりたい」と思っている事自体が尊いことなのだと信じて、今日も失敗して落ち込んだけど頑張ろう。