親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

そんなマゾヒスティックなことはやめよう

インターネットの海を漂っていると、様々なコンテンツが流れてくる。楽しいコンテンツもあるが、それと同じくらい見出しだけで見たら絶対イヤな気分になると分かってしまうコンテンツも流れてくる。政治、某ウイルスの話題、誰かの不祥事、性差、孤独死、理解のある彼くん……。見出しを見た瞬間は当然見るのをやめようと思うのだが、結局見てしまう。そして見終えた後は後悔の念に苛まれる。

冷静に考えると、こんなしょうもないもの見たって意味がないどころかストレスは溜まるし時間を無駄に使ってしまうので、見れば見るほど損だ。それでももしかしたら「新しい情報があるかも……」と情けない理由をつけて見てしまう。だが仮に新しい情報があったとしても、いい気持ちになることはないだろう。期待値は常にマイナスだ。

それでもつい見てしまうのはやはり嫌な気分になる、つまり感情が動くってのは娯楽なのだなとつくづく思う。しかも中毒性がある。Twitterで怒ってばかりの人はいつの間にか怒り中毒になってしまっているのだ。

そしてこの手のものは即座に感情が動く。映画や小説でも感情が動くことがあるが、どうしても感情が動くまでに時間がかかるし、腰を据える必要がある。だからまるで感情のストロング系チューハイみたいなこの虚無についつい手を出してしまうのだろう。むしろストロング系チューハイより気軽に摂取できてしまうのが余計たちが悪い。見ないほうがいい!間違いなく!

とは言ったものの、見ないようにしよう。と思うと余計見たくなってしまうのだ。だから別方向で対策をしていくのがいい気がする。この手のものを完全に頭から追い出してしまうのだ。大切な人と、友人と楽しいことを話そう。好きな本を読もう。趣味に精を出そう。SNSはほどほどにしよう。楽しくて精神的にも肉体的にもいいことならなんでもいい。

というわけでもないが、大切な人募集中です。