親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

不要なほど必要に

他人から「お前でなければ駄目だ。お前が必要だ」と言われるような自分ではない自分になりたい。そう思いながら今日も自分でなくてもできるような仕事に1日の1/3以上を費やしていた。

だが仕事でも何でも属人化してしまうのは良いことではない。何かがあっても代わりが用意できるようにしておくことが望ましい。それに世の中に「絶対にその人でなければならない」というようなことはない。「あの人と付き合えないなら一生一人でいい」と言っていた人が気がつけば新しい恋人を作っていたように。ドラえもんの声優が全入れ替えされて気がつけば入れ替わった後の声が当たり前になったように。ゼロの使い魔の最終巻を亡くなった原作者のヤマグチノボルに代わって違う人が書いたように。

それにもし自分が「自分でなければならない」存在になったとしても、仮に自分に何かがあったときに残された人たちが困らないようにしなければならないと思っている。それでもやはり誰かにとっての「自分でなければならない」存在になりたい。人が生を実感するのは人から必要とされていると感じたと時だろうから。

そしてそう思ってる人は騙されやすい傾向がある気がする。そうならないように気をつけよう。