親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

こうなっちゃうと案外気づかない

2020年9月20日夜。自分の中にあった価値観もとい固定観念が破壊された。

破壊された直後は一時的に思考能力が著しく低下し、そんな固定観念に脳を支配された事により捻くれた見方しかできなくなっていた自分が恥ずかしくて仕方なかった。そしてしばらくの間は、頭の中に破壊された固定観念の残骸が漂っているような感覚があった。

どうしてこんな固定観念に支配されてしまっていたのかしばらく考えていた。

今まで自分の人生でとある事で何度も嫌な思いをしてきたことがあった。そのおかげで自分の中にその今回破壊された固定観念の幼体のようなものが生まれていた。そして同じような考えをしている人は、Twitterに結構な数存在していた。加えてその固定観念をさらに強くするようなエピソードを目にしてきた。そして気がつけば自分の中で固定観念の幼体は徐々に成長していき、自分の思考中枢を支配するまでになってしまった。いわゆる確証バイアスというやつだ。

Twitterを利用しているのは日本人でも1/3しかいない。30%程度のそれも一部の偏った意見だけで『これは正しい』と決めつけてしまうのは危険なことだ。もしかしたら正しいかもしれないが、それでも思考停止してしまうのはいいことではない。

自分に都合のいい意見ばかり取り入れていないで、『自分の頭で考えること』を大事にしていきたいと思った夜だった。

それにしても今回自分の中におかしな固定観念が生まれてしまったのは、Twitterにかじりついていたのがかなり大きい。今日もTwitterを何の気無しに開いたが、今回の事を思い出した途端、またおかしな思考に囚われるのではないかという恐怖感に襲われてすぐに閉じてしまった。楽しいし、便利なSNSだが、やはり付き合い方を考えなければならない。

 

それはそれとして、電車に乗っていて隣にカップルが座ってきた瞬間、車両を移動しないと苦痛でたまらなくなってしまう奇病を治療する方法はないでしょうか。