親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

過去ばかり見ている奴

この時期の夜に外を歩いていると、自分が幼稚園年長~小学校低学年くらいの頃を思い出す。

当時は車で10分くらいのところに、食品だけではなく本やおもちゃなど食品以外も幅広く取り扱うショッピングセンターがあった。そこは夏になると土曜日限定で閉店時間が遅くなり、夜店のような催し物を開いていた。

幼い頃は当然遅い時間に外出なんて許されない。しかしその日は保護者同伴とは言え遅い時間に外に出歩けるから、頼んで連れて行ってもらっていたのを思い出す。その時に肌で感じた夜特有の生ぬるい風が原体験になっている。

ふとした瞬間に昔を思い出すことが増えた気がする。ラーメンに柚子のかけらが入っていて、昔実家では湯船に柚子を入れてたなーとか、小説を書いていて高校時代の頃を思い出したり。単に加齢に伴い経験が増えたことで昔を思い出すトリガーが増えただけかもしれないが、出不精の自分に限ってはそれはないだろう。

未来を見ずに過去ばかり見ているのはダセーと思っている。その状態になってしまったら、死んではいないが、生きているとも言えないだろう。アニメでもゲームでも昔のものばかり楽しむようになったら、それはオタクとしての死を意味する。過去を振り返るのは人生の終焉に近づいた頃だけでいいというのが持論だ。

とは言ったものの、これからの人生で過去に失ったもの、手に入れられなかったものが霞んでしまうほどのものが手に入れられる自信はない。が、そんなことを思っているうちは絶対に無理だろう。とりあえず獲るぜ新人賞!あとは風野灯織ちゃんかヨル・フォージャーさんのような女の子!