親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

異常独身男性、今宵も『女の子』について語る

最近以前に増して『女の子ツイート』をすることが多くなった。しかし実のところ本当に女の子が恋しいのか、自分のアイデンティティ維持のためにやっているのかちょっと分からなくなってきている。

先月くらいから『ドタキャンチャレンジ』と称して某アプリで知り合った女の子と食事に行く約束をしてはドタキャンされるを繰り返していたが、ついに先日連続ドタキャン記録が止まってしまった。しかも思いの外彼女には気に入られ、解散する前にすでに2回目に会うことが決まってしまっていた。お情けでフォロワーの女の子(みんな男がいる。くそったれ!)と遊んでもらったりしている内に女の子と話すのが上手くなってしまったようだ。もちろんそれだけではなく、トーク術的な本を何冊も読んで勉強したことも強調しておきたい。

きっと以前の自分ならば、今の状態にめちゃくちゃテンションが上がりまくっていたはずだろう。しかし今は自分でもびっくりするほど冷めている。(今もこんなブログを書いてるくらいなので、もしかしたら傍から見るとテンションが上がっているのかもしれないが)

冷めている理由は一つ。恋人にしたいという意識より「今俺はラブホRTA中」だというクソみたいな意識のほうが自分の中で勝っているからだ。彼女はちょっと派手な風貌だが話してみた限り素直だし、共通の趣味もある。

だが出会い方がやはり良くない。他の人はどうだか知らないが、マッチングアプリで知り合った女の子には女の子特有の癒やしより、性的なものをどうしても重点的に求めてしまう。今の子も何度か会ううちにもしかしたら自分の中で意識が変わっていく可能性もゼロではないが、どうしても自分の中では『そっち』が先行してしまうのは否めない。

そして余談だが多分『女の子を攻略する』という事に関しては今のマインドの方が良いだろう。女性は絶対納得しないだろうが、男性の方々は同意してくれるはずだ。世の中のいけ好かないけどモテる男なんて大体こんな感じだ。

と、ここまで書いておいて自分の名誉挽回をしたい。自分は男なのでどうしてもこのような事を考えずにはいられないが、女の子に求めているのは性的な事だけではない。むしろ割合としては少ない。0ではないが。

女の子と2人で満天の星空を眺めたいし、どこかの旅館で広縁で向き合って座って言葉交わすこと無く風景を眺めていたいし、2人で鍋を突っつきたいし、2人でこたつに入ってただダラダラしていたいし、ベッドの上に肩を並べて座ってただボーッとしていたいし、天気のいい日にその辺に目的もなく手をつないで散歩に出かけて刹那に幸せを感じたいし、一緒に料理したいし、旅行先で写真撮りまくったり、将来の話をしたり、黒タイツを履いてもらって膝枕されたい。80デニールがいい。とにかく彼女に喜んでもらって、その笑顔を見て自分も幸せを感じたい。与えてもらう幸せより、与えて喜んでもらう幸せのほうがやはり強い。

おそらくこのようなことをやってくれて、しかも楽しいと思える女の子はマッチングアプリにはいないと思うのでやめたほうがいいと思うのだが、じゃあやめた所でどうなるかというと、どうにもならない。ただでさえ今でもカップルが視界に入るだけで苦痛に感じるというのに、何もしなかったら冗談抜きで外に出られなくなってしまう。

じゃあどうすればいいんだろう。分からない。いや、なんとなく分かってはいるのだが、口に出したら最後、自分はさらに熾烈な争いに身を投じなければならなくなってしまう。

 

気がつけば当時好きだった女の子に振り向いてほしくて、今の自分からすると間違いだらけのアプローチを繰り返し、距離を取られ、それでも諦めきれずに気持ち悪い行動を繰り返し心が折れ、結果自律神経がイカれてからもうすぐ2年だ。彼女と知り合ったのはちょうど今頃なので当時のことを思い出すと、余計な情報が削ぎ落とされ、無駄に美化された思い出で胸が苦しくなってくる。

まあそれはさておき、なんだかんだであの頃の自分より成長したはずだ。いい意味で開き直れるようになったし、女の子と食事の前にドキドキしすぎて気分が悪くなるようなことなんてもう二度と起きないし、オタク特有の卑屈さは鳴りを潜めた。でもやっぱり頭の中は女の子でいっぱいなので小説を書くスピードが遅くなってしまったし、その女の子に対するエネルギーを小説に昇華できているかといったら、今の所昇華するどころか枷にしかなっていない。順調に「オタクを辞めた虚無」になりつつある。

誰か俺と付き合って!