親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

カップルは出てきません

今日は引きこもっている予定だったのだが、気分転換に外に出ることにした。

寒い。いつの間にか季節が夏寄りの秋から冬寄りの秋に変わっていた。夏は夏で冬が恋しくなるのだが、冬は薄着で出歩るける夏が恋しくなる。冬優子ちゃんは夏でも秋でも恋しいが。

運動のために少し遠くのスーパーに行くことにした。道すがら、この涼しいから寒いに変わっていく途中のような肌の感覚に、懐かしさに似たものを抱いた。しかし懐かしいという感覚を抱くのはおかしい。今の所にはもう何年も住んでいる上に、ここ数年で大きく気候が変わったわけでもないからだ。

なのになぜ懐かしいに似たような感覚を抱いたのだろう?答えはすぐに出た。そういえば地元から今の場所に引っ越してきたのは11月だ。引っ越してきたばかりの頃はどういう理由だかはっきり覚えていないが、毎日のように夕方から夜にかけて家の周りを歩き回っていた。つまり、今の気候が引っ越してきたばかりの頃の記憶を思い起こさせたのだ。

しかし毎年この季節は一歩も外に出なかったことは一度もない。毎年肌でこの季節の空気を肌で感じているのだ。それなのになぜ今になって懐かしさを抱いたのだろうか?

あれこれ考えてみたが、結局答えは出なかった。一応今年は地元から出てきて節目の年だがあまり関係ないだろう。

それはともかく、懐かしいという感覚を抱くたびに息苦しさに似たものを感じることが増えてきた。これは昔の自分と今の自分の乖離が大きくなればなるほど増えていくのではないかと思っている。まずい兆候だ。昔の自分が今の自分を見ても絶望しないよう、できることをやろう。