親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

どうしようもないけど、まあこんなもんだろう

この世はグロテスク過ぎる。

子供の頃、世界はもっときれいだと思っていた。しかし大人になるに従ってこの世ある種の美しさを感じるまでにグロテスクな事を知った。現代はインターネットなどを始めとした情報技術により大量の情報を仕入れることが容易になっていることがそれを後押ししている。

だが子供の頃は世界はきれいだと思っていられた事自体はそれはそれで幸せだったのかもしれない。子供の頃からこの世のグロテスクさを知って絶望してしまった人は世の中に沢山いるだろう。

しかし子供の頃にきれいだと思っていたこの世がうんざりするまでにグロテスクだと知ってしまった今、絶望感で生きていくのがイヤになってしまうこともある。それでも、生物としての死を回避しようとする本能、様々な快楽を与えてくれるコンテンツのおかげでなんとかこのグロテスクなこの世に留まりつづけていられる。

とはいったもののそれは『仕方ないから』留まり続けていられるだけで、納得は出来ていない。もういやだ!ふざけるな!と怒りをぶちまけたくてたまらなくなってくる。もちろん思うだけで何もしない。そしてその衝動はこの世に溢れている快楽を与えてくれるコンテンツで誤魔化す。誤魔化すと割となんとか生きていける。しかしあくまで誤魔化せているだけなので定期的に誤魔化さなければならない。

そしてこうやってこの世に絶望しながらも快楽で誤魔化しているうちにお迎えがくるのだろう。アホくさ。何だこれは。

それでも無に帰す恐怖より、グロテスクで絶望的なこの世でたまに快楽を摂取していく毎日の方がまだマシと思えてしまうのでこれからも寿命が尽きるまで生きていくのだろう。