親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

親切にしましょう

GWのような大型連休になるとTwitterで『連休が逆に連勤になる仕事』が話題になりがちだ。

自分も数年前はそっち側の人間だった。行楽に浮かれている人たちを尻目に仕事に行くのは辛いものがあり、しかも客が多くて忙しいものだから連休中は心がどす黒く濁り、連休最終日は逆に「明日からお仕事ご苦労さまですw」と浮かれた気持ちになっていた。

多くの人が休んでいる時期に働けるかには適正があると思う。他人は他人、自分自分と切り離して考えられるなら、適正はある。逆になんで俺他の人休んでるのに働いてるんだろ……と思ってしまうような人には適正はない。自分はそちら側だったので苦痛で仕方がなかった。

正直のところ、日本には職業選択の自由があるんだから連休休めなくてイヤなら仕事を変えればいいんじゃないかと思う。多くの人はその時期休みなのだから、大勢の客が押しかけてきて忙しくなるのも自明の理だ。

もちろん、自分の希望を完璧に満たせる仕事なんてものはこの世にないのだからどこか妥協は必要だろうが、仕事において重要な『休日』の部分が耐えられないほど苦痛ならそれはもう向いてはいないし、そうやって我慢して働いている人が多くいる状態では待遇も改善されないだろう。

しかしまあここまで書いてきて思ったが、これは強者の理論なのかもしれない。接客業で得たスキルが生かせる、カレンダー通りに休める他業種って正直あまり思いつかない。未経験枠で給料が大きく下がってもいいのならばあるかもしれないが、それはなかなか辛いだろう。

この前スーパーで買い物をしたら、危うく前の客の買ったものの支払いまでさせられそうになってしまった。その時レジ打ちをしていたのは50代くらいの男性で、レジ操作も手間取っていた。このご時世なので、前の仕事がなくなってしまったのかな。とそんなことを想像してしまった。自分もいつああなってもおかしくない。

イジョドク独白 #2022/04/30

郵便受けを確認したら、以前応募したMF文庫新人賞の評価シートが入っていた。残念ながら一次で落選してしまったので、評価も芳しくないだろうと予想しつつも封を切って中身を確認すると、5段階中1の評価しかない項目があってさすがに凹んだ。

とは言ったものの、すでに一次落ちを3作経験している上に、この応募作品は別の新人賞で落ちたものを送り直しただけだ。落ち込む理由なんてまるでない……はずなのだが、やはり明確な数値として低評価を下されてしまったのはショックだったようだ。結局やろうやろうとしていたら夕方になってしまっていた。

平日も在宅勤務なので時間があり、休日も家からあまり出ないので時間はあるはずなのに、進捗はなめくじの移動速度よりかろうじてマシか、同じくらいでしかない。

おまけに家にいるとついついお菓子を食べてしまう。今年の1月とくらべて体重も1kg増えた。週5で20分くらい筋トレをしているとはいえ、流石にこのままでは豚になってしまう。なんとかせねば……と思いつつも今日もデザートにアイスとチョコを食べてしまい、自己嫌悪に苛まれていた。わざわざ金を払って不健康になっている。馬鹿みたいだ。

少し遠出をしたいなと思うのだが、特に行きたいところもないし、この時期ならばどこも人が多い上にカップルが視界に入って舌打ちしたくなってしまうだろう。引きこもっているよりは健康にいいが、精神的には家で映画を見たり本を読んでいる方がマシだ。それに当たり前の話だが外出中は進捗は0から動かない。

そもそもなんでこんなに自分は新人賞に意固地になっているのだろう。追い込まれているうちはいい作品は書けないとわかっているのに、自分を自縄自縛してしまう。

理由は分かっている。他人から必要とされる特別な存在になりたい。自分を袖にした人間を見返したい。そんな捻くれたものが根源にありつつも、プロの編集者の元で洗練された作品を出したいという思いもあるし、何だかんだで小説を書くのは楽しい。

一応自己憐憫の沼で気持ちよくなっているだけではない。今までは技術書で得た知識で頭でっかちになった状態で小説を書いていたが、次の作品はダメ元で別のアプローチを取ることにしたし、Kindle Paperwhiteを購入して以前よりも読書時間を安定して取ることができるようになった。

次はもっといい作品にしたい。いやするぞ。

公開したつもりが下書きになっていた

小倉唯「20代前半で仕事を辞めることも考えた」。 大学進学して勉強する中で見えた“もうひとつの選択肢”と、それでも声優の道を進むと決めた“きっかけ”とは?

どんな記事よりも世の中の声優志望者を絶望させるのではないか、そう思わずにはいられなかった。

自分の子供を劇団に所属させながら複数の習い事を受けさせ、上京時には都内のマンションを子供に買い与えられる家庭が日本にはどれくらいあるのだろうか?おそらく、10%もないだろう。

そもそもこんな記事を見たところでファンは小倉唯という声優に親しみを抱くだろうか。いや、ほとんどの人は逆に遠い世界の人だなと思ってしまうだろう。

それでも実家の太さを隠すこと無くインタビュー記事に載せたということは、やはり小倉唯さんはオタクが嫌いなのではないだろうか。

もう何度目か分からない自己嫌悪

最近よくなりかけていたTwitter依存症……というよりインターネット依存症が再び悪化していっている。

後から後悔すると分かっているのに、小説書いてても読んでいても急にTwitterが見たくなってくるし、作業をしようと思って机の前に座ると、いつの間にかYoutubeで毒にも薬にもならない動画を見始めてしまう。

ここ最近TLを眺めていると嫌な気持ちになる話題でもちきりなのでTwitterを開かないようにしよう!と思っていたのに気がつけば無意識のうちにTwitterを開いてしまうし、目が疲れて昼寝しようと目を閉じたつもりがいつの間にかTwitterを開いていた。俺は馬鹿だ!

ずっとTwitterを開かないでいるとソワソワしてくるし、もう完全に薬物中毒のそれだ。

YoutubeTwitterに時間を溶かすくらいなら、一日中本を読んだり映画を見たりしたほうが夜になって「いい一日だったな」と満足できると分かっているのに、どうしてもそれらに時間を溶かしてしまう。

読みたい本はいっぱいある。録画したはいいけど見てないアニメもいっぱいある。ウォッチリストにとりあえず入れてある映画もいっぱいある。来月締め切りの新人賞に応募するつもりの小説はまだ半分しかできていない。1日くらいTwitterYoutubeを見なくても死にはしない。むしろ見てるほうが緩やかに死んでいっているといえるだろう。

なのにも関わらず、脳に小さな刺激を与えてぬるま湯のような快楽に浸かっている時間があったら昼寝か散歩でもしている方がまだマシなのに、やめられない。

人というのは楽へと流れるもので、意志だけではどうにもならない。やはり俺を叱ってくれる黛冬優子か風野灯織ちゃんのような存在が待ち望まれる。我こそ黛冬優子!もしくは風野灯織!という女の子お待ちしております(切実)

 

はてなブックマークから見たくないホットエントリーを消滅させる

日頃からはてなブックマークを利用しているのだが、視界に入るだけでイラッとするようなホットエントリーが増えていく一方なので、Chrome拡張を使って消滅させることにした。

最初に考えたのはCSS

Stylus を使ってカスタムCSSを適用することで条件にマッチしたものを非表示にするという作戦だ。

.entrylist-contents-title a[title*="サイゼ"] {
  display: none;
}

こうすると条件エントリー名にサイゼと含まれているものは非表示にはなるのだが、隙間が残ってしまうため精神的にあまりよろしくない。 ググってみてもCSSだけでは無理そうなのでJSの力も借りることにした。使用した拡張昨機能は User JavaScript and CSS

拡張機能に追加するとドキュメントのアイコンのようなものが出てくるので、はてなブックマークを開いた状態で+Add newを押す。

f:id:womizu:20220211213545p:plain

左側のテキストボックスに↓にあるソースコードをコピペし、ctrl+Sか⌘+Sを押して保存する。 JSは普段仕事で触ることが全然ないのでイケてない書き方をしている気がするけど気にしない。

このサンプルコードだとサイゼとVtuberという単語が含まれているエントリーは非表示になるので、ここを書き換えれば自分好みにすることができる。ちなみに自分自身は20個以上の単語を非表示にしている。

// 非表示ワード
const hiddenList = [
  "サイゼ",
  "Vtuber",
];

const elements = document.getElementsByClassName("entrylist-contents-main");
for (let i = 0, len = elements.length; i < len; i++) {
  hiddenList.forEach((hidden) => {
    if (elements[i].textContent.indexOf(hidden) > -1) {
      elements[i].parentNode.parentNode.style.display = "none";
    }
  });
}

現状だとページ読み込み時に一瞬だけ非表示にしたいエントリーが出てきてしまうので、そこをいい感じにしたい。

まあ、はてなブックマークを見なくても別に死なないので見るのをやめるというのが一番かもしれない。はてなブックマークを見るつまり脳を小さな刺激に与え続ける状態にさせるということなので、ネット依存症が悪化するだけだ。

洗濯機とポエム

10年以上使っていた洗濯機が上手く動かなくなってしまった。具体的には最初の注水が止まらず、洗濯槽から水が溢れてしまう上にパルセータが動かずいつまでたっても洗濯が終わらない……という状態だ。

とっくに耐用年数は過ぎているので、むしろ今までちゃんと動いてくれてありがとうと言いたい。

新しい洗濯機を動かしていると、ふと一人暮らしを始めたばかりの頃、壊れてしまった洗濯機と(そろそろ壊れそうだけど)冷蔵庫と電子レンジを新宿のヨドバシカメラに買いに行ったときのことを思い出した。

対応してくれた店員さんがコテコテの関西弁な上、名字も関西っぽくて最近上京してきたんだろうなと思ったことを今でも覚えている。

あの頃思い描いていた未来とはまるでかけ離れた人生を送っているが、割と今は現状に納得できている。そんなことを昔の自分に言ったらどんな反応をするのだろうか。きっと今も昔も頑固だから「俺はお前のようにはならない!」と言いそうな気がする。

洗濯機が壊れたからからか、首都圏近郊に住むメリットが薄れつつあるからか分からないが、引っ越しは置いておいて、白物家電はそろそろ一気に買い替えてもいいような気がしてきた。

そのうち引っ越しもしたい。なぜなら一人暮らしを始めてから同じ地に住み続けているから。今の場所に住み続けているうちは昔の自分の延長線をダラダラと生きているようなきがするから、家具も買い替えて、引っ越しもして自分の人生も次の章へ進めたいのだ。

イジョドク永遠エンド

夜中に目が覚め、ベッドから手が届く位置に置いてあるスマホで時刻を確認すると3時26分だった。加湿器をつけているにも関わらず湿度は40%を切っていて、肌はつっぱり、喉はカラカラに乾いている。

外はまだ暗く部屋は真っ暗。つけっぱなしにしているPCのファンと空気清浄機の音以外何も聞こえない。

最近夜中に目が覚め、なぜだか分からないが、決まって「自分はこの狭い部屋で1人死ぬのだろうか」と考えてしまい怖くてたまらなくなってくる。

去年の終わりに転職をした。転職先はリモートワークを積極的に取り入れていて、自分自身も、同じ課の人も上司もほとんど出社していない。もちろんチャットツールなどでやり取りしたり、必要なときは通話もしているが、人と関わることが無くなった。

昼休みや仕事が終わった後に外に散歩に出ているが、人とすれ違うことはあっても誰かと話すことは全く無い。

さらに関東には友達と呼べる人もいないので、土日には口は飲食以外には使われなくなってしまう。

家の中は快適だ。気温は好きに上げ下げできるし、パンツ1枚でいても全く問題ない。それに外に出ると自分の価値観では相容れない人が視界に入ることが避けられず、イライラしてしまうので、余計外に出るのがイヤになる。

もともと、視界にマナーの悪い人が入るのがとても苦痛だった。そして今住んでいるところも郊外とはいえ地元に比べれば遥かに都会なので、そういった視界に入れたくない人とどうしても遭遇することになってしまう。

だから以前からそういう人が「視界に入りませんように」と願いながら外に出ていたのだが、前職と違ってよほどのことがなければリモートワークがなくなることが無さそうな現職はとてもありがたく、そしてそういう人を避けるためにさらにに外に出ることが無くなった。今は道を歩いていて人とすれ違うのも少し嫌になるほどだ。

今の会社で長く働けそうならば(可能であればもうずっと働きたいと思ってるけど)、もう少し関東の外れにでも引っ越そうかと最近は考えるようになった。具体的には2時間あれば都内に出てこられて、TOKYO MXが映るエリアだ。

もともとインドア派だったが、それでも都内に遊びに行くことがあった。しかし最近は都内近郊に住むメリットが減っていく一方だ。都心から離れれば家賃相場もかなり違うだろう。

転職して給料が結構上がった。贅沢ができるほどではないが、今住んでいるところよりさらに首都圏の外側に出れば、少し家賃を上げるだけでもだいぶ変わるはずだ。もともと友達もいないので、首都圏から遠くなってしまうことも別に痛くも何ともない。

とはいったものの、狭い部屋で1人死ぬのは回避できても、そんなに狭くない部屋で1人死ぬことは回避できなさそうだ。

最近ツイッターで仲良くなった来年度就職の大学生(男)と話した。彼はそれなりに長く付き合っている彼女がいて、「彼女と結婚しない将来は考えられない」と言っていた。自分の思考回路では絶対に脳内で作り出されることのないであろうその言葉を聞かされた瞬間、日本という狭い国でも自分とはまるで違う世界で生きる人がたくさんいるのだな、と再認識することができた。

身の上話になるが、自分は20代前半から後半まで長い期間フリーターだった。おかげで年齢の割にスキルや精神年齢は低い。その頃に味わった挫折で自己肯定感が低く、その時期に女の子と付き合ったりすることもなかった。

20代という将来を大きく決める時期を無駄遣いしてしまっていたのだ。

その割には気がつけば結構デカい会社に就職することもでき、精神的、金銭的余裕もかなりできた。学も太い実家もなく、親指どころか精神も職歴もボロボロだった自分がここまで来られたのは運が良かったとしか言いようがない。

何とは言わないが、登録するところに登録すれば結構な数申し込みされる自信があるし、ネットであれこれ調べてみる限り実際そうなりそうだ。

しかしその手のところに登録してもアプローチをかけてくるのは自分と同年代だろう。男女の需要から言って、自分が自分が時給850円でなんとかやってた頃は違う男と遊んでいたはずだ。つまり自分は顔も知らない男たちの後始末をする羽目になってしまうのだ。冗談じゃない。

自分の気持ちを正直に言えば、空白の青春を埋めるべく若い子と付き合いたい……が、残念ながら佐藤健のようにイケメンではないので厳しいだろうし、同年代も前述の通りなので、となると動物を飼うしかない。しかし動物を飼うというのは一つの命の責任を取るということだ。いつ死ぬか分からないイジョドクには務まらない仕事だ。

そうなればやはりメタバースだろう。美少女、もしくは若い体のアバターで何日も没入しっぱなしで、気がついたらリアルボディが死んでいる……そんな最後にしたいので、将来はそっち方面の会社に投資しようかな。