親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

親切にしましょう

GWのような大型連休になるとTwitterで『連休が逆に連勤になる仕事』が話題になりがちだ。

自分も数年前はそっち側の人間だった。行楽に浮かれている人たちを尻目に仕事に行くのは辛いものがあり、しかも客が多くて忙しいものだから連休中は心がどす黒く濁り、連休最終日は逆に「明日からお仕事ご苦労さまですw」と浮かれた気持ちになっていた。

多くの人が休んでいる時期に働けるかには適正があると思う。他人は他人、自分自分と切り離して考えられるなら、適正はある。逆になんで俺他の人休んでるのに働いてるんだろ……と思ってしまうような人には適正はない。自分はそちら側だったので苦痛で仕方がなかった。

正直のところ、日本には職業選択の自由があるんだから連休休めなくてイヤなら仕事を変えればいいんじゃないかと思う。多くの人はその時期休みなのだから、大勢の客が押しかけてきて忙しくなるのも自明の理だ。

もちろん、自分の希望を完璧に満たせる仕事なんてものはこの世にないのだからどこか妥協は必要だろうが、仕事において重要な『休日』の部分が耐えられないほど苦痛ならそれはもう向いてはいないし、そうやって我慢して働いている人が多くいる状態では待遇も改善されないだろう。

しかしまあここまで書いてきて思ったが、これは強者の理論なのかもしれない。接客業で得たスキルが生かせる、カレンダー通りに休める他業種って正直あまり思いつかない。未経験枠で給料が大きく下がってもいいのならばあるかもしれないが、それはなかなか辛いだろう。

この前スーパーで買い物をしたら、危うく前の客の買ったものの支払いまでさせられそうになってしまった。その時レジ打ちをしていたのは50代くらいの男性で、レジ操作も手間取っていた。このご時世なので、前の仕事がなくなってしまったのかな。とそんなことを想像してしまった。自分もいつああなってもおかしくない。