10年以上使っていた洗濯機が上手く動かなくなってしまった。具体的には最初の注水が止まらず、洗濯槽から水が溢れてしまう上にパルセータが動かずいつまでたっても洗濯が終わらない……という状態だ。
とっくに耐用年数は過ぎているので、むしろ今までちゃんと動いてくれてありがとうと言いたい。
新しい洗濯機を動かしていると、ふと一人暮らしを始めたばかりの頃、壊れてしまった洗濯機と(そろそろ壊れそうだけど)冷蔵庫と電子レンジを新宿のヨドバシカメラに買いに行ったときのことを思い出した。
対応してくれた店員さんがコテコテの関西弁な上、名字も関西っぽくて最近上京してきたんだろうなと思ったことを今でも覚えている。
あの頃思い描いていた未来とはまるでかけ離れた人生を送っているが、割と今は現状に納得できている。そんなことを昔の自分に言ったらどんな反応をするのだろうか。きっと今も昔も頑固だから「俺はお前のようにはならない!」と言いそうな気がする。
洗濯機が壊れたからからか、首都圏近郊に住むメリットが薄れつつあるからか分からないが、引っ越しは置いておいて、白物家電はそろそろ一気に買い替えてもいいような気がしてきた。
そのうち引っ越しもしたい。なぜなら一人暮らしを始めてから同じ地に住み続けているから。今の場所に住み続けているうちは昔の自分の延長線をダラダラと生きているようなきがするから、家具も買い替えて、引っ越しもして自分の人生も次の章へ進めたいのだ。