親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

完全にジャンクになる前に

2日前。久しぶりにうまい棒を購入した。30本入で300円(税抜)。普段スナック菓子は極力買わない・食べないようにしているのだが、まあ、2週間くらいかけて食べればいいだろう。そう思っていた。

昨日今日で30本全て食べつくしてしまった。さすがうまい棒。うまい。カロリーの取りすぎでかなりまずいけど。

ここで言い訳させてもらいたいのだが、決して意思が弱いわけではない。意思が弱かったら毎日のように筋トレなんてできるはずがない。

なのに、なぜうまい棒を食べきってしまったのか?それはうまい棒、というよりスナック菓子などを含めたジャンクフードは合法ドラッグだから。

味が濃かったり、カロリーや油がたっぷりな食べ物は基本おいしい。からあげ、フライドポテト、ハンバーガー、チョコレート、ラーメン……どれも深夜に食べると脳が悦ぶ。そう、おいしいのではなく、体が快感に震えているだけなのだ。

野菜たっぷりのスープ。焼き魚。これらはおいしいし、体に良い。食べると体の奥のこわばった部分が緩んだような気分になってくる。しかしジャンクフードのような強い刺激は与えてくれない。極力このようなカロリー控えめで体に優しいものを食べたほうがいいと分かっているのに、空腹を感じると、ついついハイカロリーなジャンクフード達を食べたくなってしまう。ジャンクフードは栄養バランスが悪いから、それらばかり食べていたら病気になってしまうというのに。

今日もスーパーに買い物に行ったら、おつとめ品の唐揚げが大量に並んでいた。それらを見た瞬間、薬が切れた薬物常習者のように唐揚げに手を伸ばしそうになってしまった。しかし我慢して魚の切り身を買って帰った。魚の切り身は美味しかったが、やはりジャンクフードと比べて物足りなさがある。だけどこれでいいのだ。そうやって脳が発する衝動に流されていたら、自分という人間が脳の奴隷になってしまう。自由とは、思うままに行動するのではなく、我慢の連続なのだ。