親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

気を使いすぎる関係では仲は深まらない

他人からたまに失敗談を聞かされることがある。失敗談を聞かされるとたいてい「○○すればよかったのに」と思い、そして相手にもそう言いたくなる。しかし、相手に言うことは相手のためになるのか。毎回悩んでしまう。

よほど相手と考え方が違ってでもいない限り、失敗談を話してきた相手に「○○すればよかったじゃん」と言うと、相手からすればそんなこと他人から言われるまでもなくそう思っているはずだ。それに失敗談を話す場合は「ただ他人に話して楽になりたい」というのがほとんどではないだろうか。だから基本的には失敗談を聞かされたときはただ相手が話したいことを黙って聞いているのが最適解なのではないかと思っている。

それに他人から失敗談を聞かされたときは「なんでそんなことしちゃうのかねw」と思ってしまうが、よくよく考えてみると自分も似たような失敗を過去にしていたり、将来似たような失敗やってしまったりするものだ。そうやって他人にマウントを取っておいて自分も同じような失敗をする(してた)なんて格好悪いにも程がある。

本来は『失敗談は黙って聞くのが一番だよね』という結論にするつもりでここまで書いていたのだが、よく考えたら「やっぱりそうすればよかったよね」と言ってもらいたくて失敗談を話す場合もあるのではないだろうか。コミュニケーションムズカシイ。そもそもこんなことを考えてしまう時点でまだ他人から嫌われることを過度に恐れる悪癖が抜けていない。去年よりは若干改善されたがまだ怖いようだ。やはり自分と仲良くしてくれている人が離れていってしまうのは悲しい。だがそれを恐れていると深い仲にはなれない。自己肯定感がもう少し高くなればこのあたりは改善されるのだろうか。この辺は多少の小手先では解決しなさそうだ。