親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

バカみたいなことにお金を使わなくて済んでいる

Twitterの一部の界隈ではとある人物の不倫について盛り上がっていた。

まあ、正直のところ驚くに値しない。人間のオスたちは熾烈な競争に明け暮れていて、勝ち残るオスは性欲も強いしメスも寄ってくる。声優業界なんて少ない席を奪い合う椅子取りゲームの連続だ。そんな気の休まる暇なんて一瞬もない世界で生き残っていけるオスなんて性欲も強いに決まってるだろう。

成功した男に清廉さを求めるなんて間違っている。きれいな身なりをしていようが、一枚皮をむけば猿山のボスザルのような強烈な性欲が吹き出すのだ。

そしてそんな自分はといえば、どうしようもない性欲に苦しめられている。いつぞやに新宿にでかけたときは、目の前を間断なく通り過ぎていくカップルたちに羨ましさのあまり冷静さを失いその場でシティヘブンネットから店を探し始めたり(結局行かなかったけど)、目の前のタスクに全く向き合えなくなってしまうことすらある。しかし幸いにしてリモートワークのお陰で『催しても』苦痛を中和することができているし、外に出ることが億劫になったおかげで性欲を発散のために何万もの出費をせずに済んでいる。今は梅毒も流行っているしリスクが高い。

とはいえ、現状は望ましい状態ではない。オスの性欲は適切に発散させないと、思考回路に致命的なダメージを与えてしまう。ネガティブになりがちだ。そしてその精神状態になると、適切な発散とはますます無縁になっていく。

世の中の弱オスたちはどうやって耐えているのだろうか。俺には耐えられる気がしない。去勢?昇華?限度があるし、前者は意味がない。

強いオスには違う世界が見えているのだろうが、自分のような弱オスには性欲の解消というのは過程であって、欲求の一部でしか無いというのも重要だ。『特定の誰かから自分という人間を必要としてくれて、受け入れられたい』というのが欲求の全体像ではないだろうか。

将来は暗い。多分もう孤独死へ向かって大気圏突入しているだろうし、引き寄せの法則なんてバカバカしいものは信じてないが、人間は本人が思った通りの人間になる。言ってみれば自分から喜んで黒いシミになりたがっているということだ。

そんな状態ではあるが、いつも風俗に行っているフォロイーよりは性欲をなんとか抑え込むことができているし、女の子の愛を手に入れるには足りないのだが、一人で生きていくには困らないほどの収入もある。自分はまだ『マシ』なのかもしれない。だがそうやって「自分の現状はそんなに悪くない」と思おうとするのは向上心がない。精神的に向上心のない者はばかだ。