親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

「若い人は知らないだろうけど」という前置き

ツイッターでは比較的見かける前置きだが、見るたびに不思議に思う。

どうしてこの前置きを使いたがるのだろう?

「知らないだろうけど」とあくまで推定だという断りを入れつつも、その後に続くのはたいてい基本的に知らないことが前提で書かれている文章だ。

これを見て対象となる人が抱くのは「年上の人ってこんなこと知ってるんだー」という尊敬の念ではなく、「うっざ」という反感だろう。

それにこの前置きを使う者の上の世代の人たちが知っていることを自分も知らないはずだという当然のことに気づけていない想像力の欠如や、自分より下の世代を見下したような傲慢さがにじみ出ていて、これ以上に見ていて虫唾の走る前置きは個人的にはない。

そんな事にすら気づけていない人がこの世何人も存在していることが不思議でたまらなかったが、最近思ったことがある。もしかして彼らは『善意』でこの前置きを使っているのだろうか?

そうだとしたら納得はいく。どうも想像力が足りないのは自分の方だったようだ。