親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

イジョドクの福岡旅行記

せっかく長い休みがあるので、福岡に3泊4日で旅行へ行ってきた。

福岡にした理由はいくつかある。

・季節は冬なので寒い北部には行きたくない

・いわゆる田舎と言われる県は不便だし地元で見飽きている

・ペーパーゴールドなので車を運転したくない

・以前福岡に行ったときに博多駅を歩いている女の子が可愛かったことが強く印象に残っている

以上の理由から福岡旅行に決まった。

 

今回行った場所は以下の通り。門司港は色々あったので一つにまとめている。

博多一双

博多元気一杯!!

小倉城

太宰府天満宮

九州国立博物館

ラーメン海鳴

門司港

東長寺

マリンワールド海の中道

 

この中で一番楽しめたのは、門司港だ。

天気が良かったというのもあるが、とにかく景色がいい。ただ何も考えずにじっと景色を眺めていたくなるような場所がそこら中にあった。

そして、関門海峡ミュージアム。最近リニューアルしたらしく、4Fから渦巻のようにぐるぐると回りながら下に降りていくという作りになっていた。

面白いなと思ったのはチケットに印刷してあるQRコードを使って自分の写真を登録することで、道中にあるゲームで登録した写真が表示されるというギミックがあったことだ。居合わせた修学旅行生は皆楽しんでいたし、自分自身も結構楽しむことができた。ちなみに変な顔で登録していたせいで、それを見た中学生に笑われてしまった。

芸術家によって作られた歴史上の人物の人形も精巧なものばかりで、「はえ~」とついため息が出てしまうものばかりだった。それらを見ていたら自分ですら日本史を勉強し直したいと思ってしまったくらいなので、中高生たちがここに来たら日本史に目覚めてしまうかもしれない。

 

二番目は博多元気一杯!!だろう。ここは高菜食べてしまったんですか?のコピペで有名なラーメン屋で一度行ってみたいと思っていたので、今回宿願を果たすことができた。

昔はスープから飲まないと追い出されたりするようなこともあったらしいが、今は普通のラーメン屋になっていた(隣の客はスープからではなくいきなり麺をすすっていた)。

味はクリーミーなまるでクラムチャウダーのようなとんこつで、スルスルとスープを飲めてしまう危険な味だった。もともと少し面倒くさいラーメン屋でしか味わえないプレッシャーが好きなので、来てよかった!

 

そして三番目は太宰府だ。ここは場所が楽しかったと言うより、三校くらいが修学旅行に来ていてそこら中に女子高生がいたからだろう。人生で一番周りに女子高生がいる状態だったかもしれない。やっぱり女子高生は良い。

 

ちなみに今回福岡旅行を選んだ理由は観光目的もあるが、以前福岡に行ったときに博多駅を歩いている女の子の可愛さに愕然とした(当時はど田舎に住んでいたのでなおさらそう思ったからかもしれないけど)から、また福岡の女の子を拝みたいな~!と思ったからだ。

そんなことを思いつつも4日のほとんどを観光に費やしてしまったが、3日目の夜に博多駅前をウロウロしながらひたすら道を歩く女の子を眺めていた。

やっぱり福岡の女の子は東京に負けず劣らずかわいい!一部では地雷系や量産型と呼ばれるファッションが流行っているが、自分が見た範囲ではそのような格好をしている女の子はわずかしかいなかった。ほとんどの女の子は皆自分の好きな格好をしていて、かつみなオシャレだった(ように見えた)。

そして女子高生のスカートが皆長い!髪型やメイクをガッツリしているような垢抜けてる女子高生も含めてみな膝丈より少し上くらいなのだ。スカートがあまり短いと、どうしても扇情的になってしまう。スカートが短くなると脚の見える範囲が広くなるが、4日福岡にいた結果、膝より少し上もありだな……と思うようになってしまった。やはり膝より少し上のほうが、純粋に「かわいい!」と思える!

 

4日間ほとんど一人で誰とも話すことなく、楽しそうなカップルを尻目に観光していたのだが、それでも何人かの福岡県民と話すことができて思ったのは、皆地元愛があるということだ。マイルドヤンキーのように「地元最高!」というような愛ではなく、福岡に住むということに疑問を持たない……自己肯定感ならぬ、地元肯定感がある、というような状態だろうか。そのような印象を持った。

今回Twitterで相互になって8年の福岡在住の人と初めて会ってお話をしたのだが、彼は東京と福岡、同じ給料でどちらかに住むことを選ぶことができたけど福岡を選んだと言っていた。

福岡のほうが土地代は安いし、東京は通勤ラッシュが地獄だ。それならば福岡を選ぶのは理にかなっている。博多駅前は発展していて、生活にこまることはないだろう。

しかし自分は同じ給料で東京と地元住むならどっちと言われたら絶対に東京を選ぶだろう。自分の地元はドのつく田舎だ。通勤ラッシュなんてものはそもそも存在しないし、土地代も遥かに安いが、代わりに何もない。関東に引っ越してもう10年以上経つが今更地元の生活なんて考えられないし、もし地元で再び生活することになってしまったらすぐに病んでしまう自信がある。

だから、地元に住むという選択を選ぶことができるのは正直うらやましいと思ってしまった。

そんなことを飛行機に乗りながら考えていたせいか、羽田空港に着いても、自分の家に着いても、帰ってきたと言うよりは『どこかよくわからないところ』にやってきたような不思議な感覚を抱いてしまった。

関東の生活は自分には合っていると思っていたけれど、何年首都圏に住もうがやっぱり自分は田舎者のままで、首都圏で生まれ、首都圏で育った人たちと同じになることは絶対にできないのだろう。

だからと言って、少なくとも東京近郊以外で住むことは今更できないし考えられない。だからこそ、福岡の人たちが羨ましいなと思わずにはいられなかった。