親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

どしたん話聞こうか?

親しい人間が「死にたい」と言っているのを耳にすると、なんとかしたいと思わずにはいられない。もちろん、以前こんな記事を書いたように死ぬかどうかは他人の課題なので自分にどうこうできるものではないことも分かっている。

それに「あなたが死んだら私は悲しい」と言ったところで、もはや死が選択肢に来るほど毎秒ごとに苦しみを感じている相手にはまるで意味がない。むしろ「お前の苦しみなんか知らんけど私が嫌だから生きろ」と相手は捉えてしまうかもしれない。

もしかしたら相手の苦しみを本気で受け止めればなんとかなるのかもしれないが、正直自分の人生で精一杯なのに、他人の苦しみまで背負い込んでしまったらまさにミイラ取りがミイラになってしまう。ミイラにならないのは「今から俺の家に来いよ。養ってやるぜ」と夕飯を奢るくらいのノリで言える金持ちくらいだろう。それは無理だ。

となるとやはり、『相手の悩みに一切意見することなくただひたすら話を聞く』というのが一番なのだろう。悩みを誰かに聞いてもらうほど楽になることはない。だが、だからと言って「よかったら話を聞きますよ。一切アドバイスしたり意見は言いません」と言うのも何だか違う気がする。

やはり、日頃から『悩みを話したらただひたすら聞いてくれる人』だと認識してもらうしかないということだ。日頃からの振る舞いが大事ですね。