親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

悩むことに使う時間

ここ数日小説のプロットが完全に行き詰まってしまっている。いい結末が思いつかないのだ。序盤~中盤まではなかなかいい出来だが、肝心の結末がさっぱりまとまらないのだ。

そんなことをしていると、いつの間にか手段と目的が逆になってしまう。面白いと思えるプロットを書くことが目的なのに、結末を考えることが目的になってしまい、視野狭窄に陥ってしまう。そして手癖で思いつくようなアイディアばかりを組み合わせてどうにかしようとしてしまい、そんな状態ではいいプロットなんてできるはずもない。

それでもやはり物語を考えるのは楽しい。これが苦痛になってしまっていたら、とっくの昔に投げてしまっていはずだ。しかし同時に難しい。小説に限った話ではなく、何事も時間だけ過ぎていき、進捗なしなんてことはザラにある。

それでも、その状態がしばらく続いていると焦る。これでいいのか。少し前に戻ったほうがいいのではないか。一旦白紙に戻してゼロからやり直したほうがいいのではないか。そんな考えが脳裏をよぎる。何事も効率的にやりたい。今の状態はムダなのではないかと考えずにはいられなくなってしまう。しかしその答えはわからない。案の定無駄かもしれないし、悩み続けるという長いトンネルを抜けられたことで一皮むけることができるかもしれない。

そして今は自分を信じたい気分だ。きっと、うまくいく。