親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

ありふれた人間が世界最強

ニコニコ動画のランキングページを見ていたらsyamu gameのMAD動画がランキング入りしていた。数分ほどその動画を眺めた後なんとなくニコニコ大百科の記事を読み始めた。

読んでいるうち憂鬱な気分になってきた。彼の特徴として挙げられているもののうち、かなりの部分が自分にも当てはまることに気づいてしまった。そんな気分になってしまったおかげでMAD動画の続きを見る気は完全に無くなりタブを閉じた。

タブを閉じてからしばらくも憂鬱な気分は収まること無く、いつもならば自分の事を異常独身男性と笑い飛ばせるのところが、異常独身男性なんて嫌だよ......と思うほどになってしまったくらいだ。この記事を書いている今も胸のあたりに不快感が残っている。まるで嫌な気分の二日酔いのようだ。数十分しか時間が経っていないけど。

普段はなるべく考えないようにしていたのだが、こんな状態になってしまうと「もっと色々とマシだったらなあ」と考えるのを止められなくなってしまう。タラレバに意味は無いのは分かっているが、それでも考えずにはいられない。

さらに何より悲しいと思ったのは、似たような事を考えている男性はかなりの数いるのではないかということだ。一部のずば抜けた人間を除いて、それ以外の人たちはそこまで大きく変わらないだろう。そして自分はそのずば抜けた人間ではなく、ごくありふれた大多数側のはずだ。仕事だとか居住地だとかそういうところは違っても、似たようなことで悩んでいる人たちは大勢いる。Twitterを眺めているとそんな気がしてならない。

最後に自分がそうなので自分と同じように悩んでいる人も、そしておそらくsyamuも同じ様な事を思っていると思うのだが、「他人からキミはそうじゃない」と言ってもらいたい。または自分で「俺はそうじゃない」と思いたいのではないだろうか。そのために筋トレで体を鍛えたり、Twitterで道化になって面白いことを呟いたり、小説を書いたり、絵を描いたり、『同じような人たちより一歩先を行くために』あれこれやっているのではないだろうか。残念ながらみんな同じことを考えているのでやるだけでは抜きん出ることはできないだろう。だがいつかはその努力が実り、『そうじゃない俺』になれるかもしれない。マジで頑張ろう。