親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

意識的に前向きな記事

今日は仕事で色々あり、帰宅途中に不快な目にあった。おかげで最寄り駅に着く頃には頭の中がネガティブな感情でいっぱいだった。

だがネガティブな感情はある程度のところを超えると逆に気持ちよくなってくる。表情は引きつり、気持ち心臓の鼓動が早くなり、ペンで紙に適当にグチャグチャ書いたものが立体化して頭の中に収まっているような状態なのになぜかなんだか気持ちよくなってくる。不思議だ。

家に帰るまでそのネガティブな感情をブログに書く気満々だった。だが夕飯ができるまでシャドーボクシングをして汗をかいたらそんな考えはどこかに吹き飛んでしまった。逆に「そんなもの記事にしてどうするんだ」と間逆な事を考えていた。

人間の感情は移ろいやすい。一時期真剣に悩んでいたものが気がつけばどうでもよくなったりするなんてことは日常茶飯事だ。だが強い感情を抱くと今の状態がずっと続くような錯覚を起こしてしまう。イライラするのは疲れているからかもしれないし、もしかしたら体調が悪いからかもしれない。誰かのことが憎くてたまらなくても、一歩引いて見てみたらしょうもなく思えてくるかもしれない。

最近はイラっとしたら「お前は疲れてるだけ」と言い聞かせるようにしている。そう言い聞かせるだけで自分の頭の中の状態を一歩引いたところから見られるようになる。自分の感情なのに自分の感情ではないような錯覚がある。だが錯覚でも何でも、それによって毎日が過ごしやすくなるなら積極的に活用したほうがいいはずだ。

感情が湧くことは止められないけど、その感情をどうするかはコントロールできる。頭では分かっていたが、最近やっとそれを上手くできるようになってきた気がする。いつまで今の体と付き合っていくか分からないが、機械のように取り替えたりはできない。上手くコントロールして良好な関係を築いていきたいものだ。