親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

おっさんSeventeen

最寄り駅を出て家に向かう途中、反対側からおっさん3人組が歩いてきた。おっさんは別に珍しくもなんともないし、3人組でも珍しくないが、そのおっさんは何と1つの傘に3人で入っていた。なんともシュールな光景だ。

しかもそのおっさんの表情がとても印象的だった。なんとも楽しそうな表情をしていたのだ。まるでバカなことをやって盛り上がっている男子中学生のようだった。

正直言って最初そのおっさん3人組を見かけたときは「うわっ」と思ってしまったのだが、心底楽しそうにしているおっさんの表情を見ていたら色々と考えてしまった。

『おっさん』という言葉にはどこか疲れているようなイメージがある。電車で見かけるおっさんもみんな疲れている表情をしている気がする。多分。

しかし、あのおっさん3人組には疲れているような印象は微塵も感じなかった。「おっさんの何がダメなんだ?おっさんは楽しいぞ!」と言わんばかりの表情だった。

年齢も、顔つきもおっさんになって、正直うれしいことは何一つない。だが、それでもおっさんは思いっきりおっさんを楽しんで将来おっさんになる人達に「おっさんは楽しいぞ!安心しておっさんになれ!」と背中で語る義務があるのではないか。と思った。そんなことを考えていたらおっさんも悪くないな。と思えてきた。何事も『物は考えよう』だ。おっさんを楽しもう。