親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

みらいのじぶんが あらわれた!

twitterのタイムラインを眺めているとやたらと酒を飲んでいたり、いつ寝てるんだと思ってしまうくらい不規則な生活をしている人を見かける。そういう人達を見ていると「死ぬわアイツ」とまでは思わないまでも「将来体を壊さないかな」と心配になってしまう。流石に「なんとかしたほうがいいですよ」と言うわけにもいかないので黙って見てるだけなのだが。そこまで言える権利もないし。

それに自分だって似たようなものだ。将来のことを考えると空いている時間に勉強をしたほうがいいと分かっていてもつい怠けてしまうし、ついつい甘いものを遅い時間に食べてしまったり。高カロリー食品を腹一杯になるまで食べたり。良くないと分かっているのだがつい今の快楽を優先して将来の自分にツケを回してしまう。将来のために今を我慢できる人は素直に尊敬する。ある種の才能だと言ってもいい。

人間は基本的に自分の事が一番大事なはずなのになぜこうなってしまうのだろう。やはり将来の自分は今の自分から連続した存在ではあるが他人なのだろう。過去の自分と今の自分だけは自分で、将来の自分は他人なのだ。不摂生で病気になって後悔するのも将来の自分だし、自分への投資をケチって後悔するのも将来の自分だ。

どうすれば将来の自分を他人ではなく自分のこととして見ることができるのだろう。将来の自分が定期的に今の自分に説教しに来てくれればいいのだが。例えば「お前が毎晩グビグビ酒を飲むせいで俺は人工透析するハメになっちまった!」「お前が人間関係をめんどくさがったせいで孤独死が現実のものになりそうで怖くて毎晩泣いて過ごしてるぞ!」など。そんなこと未来の自分に言われたら流石に怖くて今を変えようとするだろう。だがそんなことを言うためにわざわざ未来からやってくるなら、将来株価が上昇する会社や宝くじ1等の当選番号を教えてほしいが。