親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

もし○○がなくなったら

毎日抜かないと勃起しっぱなしという人と『もし性欲がなくなったら』という話をした。もし性欲がなくなったらどうなるか。すでに答えは出ているのだろうが、あえて想像してみることにした。今回の設定は『薬か何かで性欲がなくなってしまったら』ということにする。

まず性欲が無くなって数日を想像してみる。性欲が無くなってしばらくは一日が長く感じるようになるはずだ。我々男性は自慰をする時に『何で自慰をするか』に時間をかけがちだ。新しいもので自慰をするにしても、お気に入りの何本かで自慰をするにしても選ぶことに時間をかけてしまう。そこで手を抜くと抜いた後で虚無感でいっぱいになってしまう。手を抜いても結局手で抜いてしまうのだが。

ともかく、もし性欲が無くなったらその時間の浪費が一切なくなる。そして夜のおかずを買うお金も浮くので時間もお金も浮く。その浮いたお金で新しい事を始めるもよし、趣味にもっとつぎ込むもよし。なんだか性欲を消滅させたくなくなってきた。

そして女性に対する態度も自然と変わってしまうだろう。男って生物は悲しいもので綺麗な女性なら態度が多少悪くても、多少わがままでも許してしまうものだ。これも性欲のせいだ。もし性欲が無くなったら別に彼女達に遠慮する必要もなくなる。態度の悪い男、わがままな男を相手するのと同じ態度を取ることができるだろう。もしかしたらその媚びない態度が気に入られてしまい、好意を持たれてしまうかもしれない。なんだか性欲を消滅させたくなってきた。

なんだか性欲が無くなったらいい事尽くめな気がしてきたが、それは最初のうちだけな気がする。人間は大多数と自分が違うことに苦痛を感じてしまう生物だ。最初は大多数の男と違って性欲がないことにある種の特別感を持つかもしれない。だが、その特別感は徐々に疎外感に変わっていくだろう。今の自分と一緒じゃないか!なんだか性欲を消滅させたい気持ちが消滅してきた。

欲求を満たせないのは確かに苦しいのでこの欲求がなくなってしまえば。とつい考えてしまう。だがその欲求を満たした時の快感と言ったらたまらない。うまく性欲と付き合っていきましょう。