親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

なまもの、ではなくせいぶつです

休憩中、会社の近くを散歩していたら2羽のカラスが何か白い物を啄んでいるのが見えた。嫌な予感がした。だが気になってきたので近づいてみることにした。何かを啄んでいるカラスに近づくと道に鳥の羽が散乱していることに気づいた。もうこの時点でカラスが何を啄んでいるか大体分かった。

カラスとの距離が1.5mくらいになったところでカラスは飛んで逃げていった。後にはカラスが啄んでいた物が残された。カラスが啄んでいたのは首が千切れた鳥の死骸だった。体の横に転がっていた頭のくちばしの長さと色から言って恐らくサギの仲間だろう。転がっていたサギ?の頭の表情が恐ろしく不気味で夢に出そうだ。

カラスに襲われて死んだのか、車に跳ねられて死んだのかは分からない。だが衛生上良くないので役所に連絡しておいたほうがよかったな。と後になって思った。

死んで生物からただの物になってしまったサギらしきものを眺めていたら生物とは本当に不思議な存在だなと改めて思わずにはいられなかった。自分もいつか必ず生物からただの物へと変わる日が来る。その時までにやりたいことをやれるだけやっていこう。生物から物に変わった瞬間全てが無駄になってしまうとしても。