親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

虚しくなる瞬間

ふとした瞬間に人生に虚しくなることがないだろうか。私は最近は『天気の子』を見たあとに虚しくなった。あと前から強く欲しいと願っていたものが思ったより大したことなかったときもなんというか虚しくなった。

虚しくなったからと言って生きるのがイヤになったりはしない。寝て起きて次の日がやって来ればベッドから出て平日なら仕事に行くし、休日ならやりたいことやるだろう。ただほんの少しだけ少し世界が暗く、狭く見えるというか。そんな感じだ。

そもそもこの感覚は『虚しい』という表現が正しいのだろうか。他の人は『絶望感』と思っているかもしれないし、もしかしたら『物足りなさ』と思っているかもしれない。ただなんというか今までは疑いもせずにある程度は価値があると思っていたことが実は大した価値がない。ということに気づいてしまったような少し悲しいこの感覚。私の中では『虚しい』という表現が一番しっくり来るのだ。

虚しさを感じるのはいいことじゃない。毎日明るい気持ちで過ごせればいいに決まっている。この『虚しさ』を感じるとこの世界について、人生について頭の中で無限に考えてしまう。あれこれ考えてる内にネガティブになったりもする。だがこのあれこれ考えてる瞬間が割と好きだったりする。だから虚しくなるのはそんなに嫌いじゃない。よくわからないw