親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

現代に魔物は存在するか

この世には魔物という人に害を与える生物がいて、それが悪さをすることで災害が起きたり人に取り付いて狂わせてしまう。昔はそのようなことが信じられていた。今そんなことを真顔で言ったら危ない人扱いされてしまうだろう。災害が起きるのは自然現象によって引き起こされるものだし、人がおかしくなってしまうのはストレスや病気によるものだ。魔物なんていう類の生物はこの世には存在しない。

存在しないのだが、ここしばらく間違いなく魔物に取り憑かれていた。今だから分かるが少し前の自分は明らかにおかしかった。妙に攻撃的だったし、あとになって「お前なんでそんなことしたの?」と思うようなこともしていた。明らかに人が変わっていた。

もちろんこれも魔物の仕業ではない。体内で色々と変化が起きていてそれを自分が『魔物に取り憑かれていたみたいだ』と認識しているだけだ。

だが少し前の自分は自分じゃない何かに操作されてるかのようだった。今となってはあの頃の自分は自分じゃない何かに支配されていた感があったのが分かる。この感覚に名前をつけるなら魔物に取り憑かれていた。としか言いようがない。自然界には魔物は存在しないが人の頭の中には存在する。そしてその魔物に人は簡単に取り憑かれてしまう。そして取り憑かれていることになかなか気づけない。

風邪を引くと今自分は体調が良くないのだな。というのがすぐに分かる。だが魔物に取り憑かれる、つまりメンタルが不調なのは自分では分かりづらい。そういう意味でも、孤独って良くないんだなと思った。