親指がボロボロ

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五等分の花嫁にハマる

アニメが面白かったので原作もとても興味があったのだがなんとなく買わずにいた。だが、某氏から強く勧められてKindleでまとめ買いをした。今は値段が戻ってしまったが、買ったときは一巻が少し安かった。いいタイミングに買ったようだ。

アニメはアニメで面白かったのだが原作漫画ですっかりハマってしまった。風太郎と結ばれるのは五つ子の誰なのか、どのような経緯で風太郎はその一人を選ぶのか。敗れた残りの4人はどう過ごしていくのか。そんなことを考えているとこの作品が完結するまでは死ねないな。と思ってしまう。

個人的にはこの作品は漫画というメディアでこそ映える気がする。例えば小説には『叙述トリック』というものがある。わざと勘違いしやすい文章にすることによって読者のミスリードを誘うトリックだ。昔読んだとある小説では犯人がとある家庭の大学生の息子だと思わせておいて実は息子ではなく父親だった。というようなトリックがあった。見事に騙されていたのに気づいたときは何というか爽快感があった。そしてこの叙述トリックは音も絵もない、文字だけしかない小説でこそ一番楽しめる。

対して漫画は絵はあるが、色はない。そして音もない。五等分の花嫁はそこをすごく上手く使っている。五つ子が髪型や服装を同じにしてしまうと親しい人間以外はわからなくなってしまうというのをストーリー上で上手く使っている。とあるエピソードでは完全に騙されてしまった。音も色もあるアニメだとこうはいかないだろう。というかアニメだとそこをどうするのだろうか。とても気になる。

そういった考察面や漫画というメディアを上手く使っている面白さもあるのだが、純粋にラブコメとしてとても面白い。五つ子はとても可愛いし、読者をドキッとさせてしまう演出は本当にたまらない。思わず人に勧めたくなってしまう。本当に面白いので読んだことがない人は是非原作を買ってみてほしい。

 

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