親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

祖母が亡くなった

先月の終わりに祖母が亡くなった。今でも全く信じられない。祖母の骨を拾っているときですら全く信じられなかった。今でも実家に帰ったら畑仕事をしたり、大好きだった歌謡曲番組を見ているような気がする。ボケることもなく毎日何キロも歩き回っているような超健康的な祖母だったから病気で死んでしまうなんて全く信じられないのだ。

実家に帰ると毎回のように祖母が言ってくることがあった。幸せについてだ。

「私は本当に幸せものだわ。趣味も楽しんでいて、たくさん孫がいて」

というようなことを実家に帰るたびに聞かされていた。昔の自分は恥ずかしながらずいぶんしょぼい幸せだなあ。思ってしまっていた。もちろん、今はそんなことは全く思わない。

最後に祖母と話をしたときも祖母は同じことを言っていた。病気ですっかり弱ってしまい声も弱々しかったが、「私は本当に幸せものだわ」と自信を持って言っていた。病気で最期は苦しかったかも知れないが祖母は本当に幸せだったのだと思う。

自分はどうだろうか。晩年に祖母のように自信を持って「幸せだった」と言えるだろうか。祖母のことを思い出すたびにそのことを考えずにはいられない。

 

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