昼休みに職場近くの古本屋を冷やかしていたら10年くらい前に流行った漫画が売っていた。こんな作品あったなあ。と懐かしくなってきた。同時に当時の自分を思い出して感傷的な気分になってきた。
昔を思い出すとなんだか楽しいような苦しいようななんとも言えない気分になってくる。嫌な気分ではないのだが、この感覚を死ぬまで何度も味わうのかーと思うと嫌になってくる。やっぱり嫌みたいだ。
気がつけば数年前から今の自分に至る記憶の旅をしてしまっていた。あの頃が一番人生頑張ってたな。とか、あの頃が一番人生に希望持っていたな。とか。だが人生は昔が一番頑張っていたってのはダメで今が一番頑張ってなければダメという意見があって確かになあとは思う。だがそうすると人生で一番頑張ってる瞬間は死ぬ間際ということになってしまう。死ぬ間際まで燃え尽きるように生きるのは確かにいいかもしれない。だけどそれはちょっと疲れちゃうかな。最後くらい頑張らなくていいじゃない。