親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

好きな作者の新刊がまったくKindleで発売されない一方

ちゃんとKindleで発売で毎回発売されてる作家もいます。

恒川光太郎さんの新作を購入しました。発売されて5ヶ月も経ってるのにすっかり購入するのを忘れていました。

恒川光太郎さんの作品の魅力は、なんだか哀愁を感じる作風です。短編作品がやや多く、不思議な世界の、乱暴に言ってしまうと主人公が異世界に迷い込む話が多い気がします。しかし、最近流行りの異世界モノとはまったくモノが違います。読んでいると読者も気がつくと異世界に迷い込んだような気分になり、周りの空気も変わってしまっているような気がしてきます。

最近集中力に自信がないのですが、Twitterなどを見てしまうこともなく一気に読み終えてしまうほどです。読んでいる間タブレットに頭が吸い込まれているような。そんな感覚でした。読み終えた後もぷは~っといいため息をつきたくなりながらも、なんとも言えない寂しい気分になってきます。現実を忘れたい人にオススメの作家です。

 

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