親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

エロゲがあまり面白くなくなってきた

はじめに、エロゲは昔のほうが良かったとは思いません。演出やグラフィック、UIなどを含め昔より確実にエロゲは良くなっていっていると思います。

 

先日凍京ネクロと、罪ノ光ランデヴーを1ルートずつクリアしました。面白かった!のですが終わってから思ったのです。「こんなものだったかなぁ・・・」と。話は面白かったのですが、自分の中で小説で言うと『読了感』のようなものがないのです。無くなってきていたのです。

 

原因は何となく分かっています。例えばエロゲをプレイし、クリアしたときの快感を50だとすると最初は50で気持ちよくなれていても何度も50、50と来ているとやはり体が気持ちよさを感じなくなってきます。たまーに60、70と高い快感を感じることがあったとしてもそれは薬物耐性のようなものです。また高い快楽を求めるようになってしまうだけです。

喉が乾いている時のコーラの最初一口は本当に最高です。二口目ももちろん美味しいのですが一口目に比べると美味しくないのです。三口目は・・・言うまでもありません。

気がつけばエロゲをするようになってもうすぐ10年経とうとしています。コーラで言うと、もう何口も飲んでいるようなものです。そりゃ仕方がないってものです。

現実逃避は楽しかった!楽しいのですが逃げれば逃げるほど現実にツケが溜まっていきます。そのツケが現実から逃げてる間も気になってきて・・・。歳を重ねていくというのはそういうことなのかもしれません。

 

といっても、エロゲを辞める気はしばらくはまったくありません。快感を感じる量が減ったからといってそれ自体をやめる理由にはならないからです。なんだかんだでエロゲは楽しいです。少し前にクリアした穢翼のユースティアは本当に最高でした。

クリアしたあとあの感覚。10代でエロゲをクリアした時の呆然とした感覚と全く同じものが自分の中を通り抜けていくのを感じました。俺はまだエロゲを楽しめるんだな・・・と、とても嬉しく思いました。

飛び抜けた快感を感じることはまれにあるのです。千の刃濤、桃花染の皇姫はとても楽しみです。