親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

祝!デジモンアドベンチャー tri. 2章に種﨑敦美さん出演!(感想とネタバレあり)

本日よりデジモンアドベンチャー tri. 2章が上映&iTunesストアで配信開始です!

引こもりがちな選ばれなかった大人の私はiTunesストアのレンタル配信で見ました。1300円で期間内なら何度でも見られるし、好きな所を何度も再生したりできるとなれば映画館に行く意味なんてありません!

 

しかし円盤はちょっと欲しい・・・。

 

tri.2章には我らが種敦美さんが出演しています!!!

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デジモンアドベンチャー世代で種﨑さんのファンの人は必見です!嬉しいです!次はモブじゃなくて名前ありキャラクターで出演してくれたらうれしいですね。

 

デジモンアドベンチャー直撃世代なら感涙必至

詳しい内容は書きません。が、当時見ていたファンなら思わず「うおおおお!?」と叫ぶような展開が待っています。

1章は1章でまた太一達が見られるのか!という感動がありましたが、今回は今回で感涙モノです。ぜひ、実際に見て雄叫びを上げて欲しいです。

まあ、ポスターで盛大にネタバレされてますけど。

 

②頑張って標準語をしゃべろうとしているのを見ていると「ああ・・・」という気分にやっぱりなる

新キャラクターの芽心は鳥取出身です。

望月 芽心| CHARACTER | デジモンアドベンチャー tri.

頑張って標準語でしゃべろうとしているけど、ところどころイントネーションが訛っちゃってしまっています。

田舎者特有の思考ですが、「訛ってると恥ずかしい・・・頑張って標準語しゃべらなきゃ。」と思ってしまいます。おそらく生まれも育ちも東京の人は全然気にしないと思います。しかし田舎の人はそうはいかないのです。こちらに出てきたばかりの頃を思い出してなんとも言えない気分になりました。

ちなみに私は鳥取の隣の島根県出身ですが「だんだん」が使われるあたりの出身です。鳥取の方言って島根にそっくりなんですね・・・。まあちゃんと取材してるのか怪しいですが!島根にパソコンがあるわけ無いだろ!とか言っちゃうようなアニメですしね(´・ω・`)

 

③現実つきつけられてる感

選ばれし子達も自分たちの生活もありますし、受験もあります。いつまでも子供ではいられないのです。

小学生の頃であればまだマシだとは思います。が中学生、高校生となると分かっていても「なんで俺がやらなきゃならないんだよ」って思ってしまうのは当然です。

使命なのは分かっていても、その使命のために進学、就職に失敗してしまったら「なんなんだよ!」と思ってしまうのは当然です。

なんでしょう、過去作は舞台は現実世界だけどどことなくファンタジー感がありました。子供だけでアメリカをヒッチハイクなんてムチャにも程が有ります!

ですがtri.はけが人は出るし、ニュースに取り上げられたり、陰口叩かれたり・・・。

現実でこんなことがあればこうなるだろうな、というのが結構しっかりと描かれています。

 

④承認欲求をガンガン満たしてる選ばれし子供達

羨ましいですね。普通の人たちでは絶対に味わえないような大冒険をすることができて、特別なチカラを持っている。『特別な自分』になれているのです。高校生、大学生、社会人となっていっても「自分は特別な人間(だったんだ)」という思い出はその後の人生が退屈なモノだったとしても、きっとなんとか生きていけます。

tri.の選ばれし子供達の声優には何人か当時TV版を見ていた。という人が何人かいます。当時見ていたアニメの大人になったキャラクターを演じることができるなんて彼らも、彼女たちもきっと承認欲求満たしまくりでしょう。ああ羨ましい。

ブログをやってるのもTwitterをやってるのも、強い承認欲求を若干マシにするためのようなところもあります。

tri.を見ている間は特別な彼らと一体になることでそういったことを忘れて楽しめるのですが、終わった後は現実に、退屈な自分に戻されて虚脱感がすごいことになります。

承認欲求ってどうやったらなくせるんでしょう。特別ななにかになりたい。俺もデジタルワールドで大冒険したいわ!

 

承認欲求について毎日のように考えてる選ばれなかった大人達の一人がこんなタイミングでデジモンアドベンチャーtri.を見たものだからこんなこと思ってしまいました。

選ばれし子供達になるのはムリにしても、選ばれた何かになりたかったなぁ・・・。