親指がボロボロ

日常で思ったことを書いていく雑記ブログ

人生の締め切り

最近ますます『生きている理由』を考えることが増えてきました。といっても随分昔に「そんなものはない」と自分の中で答えが出ています。出てはいるのですが、それでも何度も何度もふとした瞬間に「もしかしたら今回はあっさり答えが出るんじゃないのか」と考えてしまいます。もちろん違う答えが出たことはもちろん一度もありません。

そして20代なりたての頃「30半ばになる前に死にたい」と思いました。今も同じ事を思っています。しかしいざ30半ばになったらどう思っているのでしょう。「まだイケる。40半ばになったら死にたい」と考えていそうな気がしますが。もし30半ばになって目の前に死神が現れ「お前は今日で最期だ」と言われたら「後一日くらいはイケるだろ?伸ばしてくれよ!!」と命乞いしそうな気がします。そして何度もそれを繰り返すのです。まあもし美少女の死神だったら喜んで最期を迎えるかもしれませんが。

仕事でもなんでも、締切があるからそれに間に合わせるために頑張るのです。締切がなければいつまでたっても完成しません。人生にも締め切りがあったほうが一生懸命生きられる気がするのです。しかし締め切りといっても誰に対して、そもそも何を完成させれば達成なのか、そもそも人生にはそんなものはないのが正解なのか。など先に見つけなければいけないことは沢山あります。そしてあれこれ考えているうちに時間が過ぎ、締め切り云々の前に寿命が尽きてしまい打ち切りです。

 

意味とか締め切りとか、そんなこと考えずに生きている方が正しいような気がしてきました。考えすぎてしまうときは娯楽に逃げます。小説やゲームのような没頭できるものが一番です。人類の娯楽がここまで発達したのは余計なことを考えずに済ませるための一種の防衛本能なのかもしれません。

 

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